子宮頚癌予防ワクチンについて
子宮頚癌は、20〜30代の若い女性で発症率が高い女性特有の癌ですが、その原因は発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるものです。HPVは性的接触によって感染するため、感染前に子宮頚癌予防ワクチンをすることで、多くのHPV感染を防ぐことが出来ます。
2010/03 肺炎球菌結合型ワクチンが接種出来るようになりました
肺炎球菌は乳幼児に細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、骨髄炎など重度の感染を起こすことで知られています。この感染を防ぐためにワクチンが有効なのですが、今までは2歳未満の乳幼児に有効な肺炎球菌ワクチンが日本にはありませんでした。今回、新しい7価肺炎球菌結合型ワクチンが2010年2月24日より日本でも発売され、使用出来るようになりました。
2010/02 3月末までに麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)2期、3期、4期の接種をして下さい。
麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)定期接種2期、3期、4期の接種期限が迫ってきました。MRワクチン2期は就学1年前の小児、3期は中学1年生、4期は高校3年生及びその年令相応の人が対象です。接種期限は3月末ですので、必ずそれまでに接種をして下さい。
2010/02 新型インフルエンザの流行がようやく終わりそうです。
新型インフルエンザは年末年始で発症が減少した後、1月になって再び増加する傾向にありましたが、1月末からは発症が減り始めています。恐らく、このまま流行も終息していくものと思います。また、新型インフルエンザワクチンも1月25日から1歳未満の小児と一般成人にも接種出来ることになり、今は全ての人が接種可能となっています。
2010/01 中学生、高校生に対する新型インフルエンザワクチン接種が始まります
中学生、高校生に相当する者に対する新型インフルエンザワクチン接種は、早期に接種することが望ましいとされていました。今回それを受けて兵庫県においては、1月8日から接種が可能となりました。これで1歳から高校生までの全ての小児に接種が可能になりました。接種回数はこのグループは1回接種とされていますが、中学生で13歳になっていない人は2回接種となります。
2009/12 小児等を対象とした新型インフルエンザワクチン接種について
新型インフルエンザワクチンは、最優先の基礎疾患のある小児には11月中旬から接種が始まっていましたが、12月4日からは1才から小学3年生に相当する小児と基礎疾患を有する者(最優先ではないその他の区分)に対する接種も出来ることになりました。