MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)を確実にして下さい。
MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)の中学生、高校生への2回目の接種は平成20年4月より5年間の期限で始まりました。今は1歳以上2歳未満での1回目に加え、2期(小学校入学1年前)、3期(中学1年)、4期(高校3年)のいずれかで2回目の定期接種を行うことになっています。ただこの措置は平成24年度が最終で、それ以降は1期と2期のみの2回接種になります。
2012/02 インフルエンザの流行がようやく終息する気配となりました
昨年12月から始まったインフルエンザ感染は正月明けから急速に拡大し、1ヶ月以上に渡って流行してきましたが、2月下旬よりようやく終息する気配となってきました。ただ、当初のインフルエンザA香港型(H3)から最近はインフルエンザB型に流行は変化しています。また、4月からインフルエンザの登校、登園停止基準が変更されることになりました。
2012/1 ロタウイルスの予防ワクチンが接種出来ます
冬から春にかけて乳幼児ではロタウイルス胃腸炎が流行するようになります。嘔吐、水様下痢、発熱などロタウイルス胃腸炎は重度の症状になることが少なくありません。その予防のワクチンが昨年末から出来るようになっています。
2011/11 マイコプラズマ感染症について知っておきましょう
今年はマイコプラズマ感染症が近年になく流行しており、肺炎など重度の感染を起こす小児が少なくありません。よく話題になるマイコプラズマ感染症とはどのようなものでしょうか。
2011/10 10月より平成23年度インフルエンザワクチンの接種が始まります。
10月17日から平成23年度のインフルエンザワクチンが接種が始まります。本年度のワクチンは、A型H1N1(旧新型インフルエンザ)、A型H3N2(香港型)、B型の3株の混合ワクチンです。同時に本年度より小児に対する接種量が増えることになり、より予防効果が期待出来ます。
2011/09 伝染性紅斑(リンゴ病)の話
伝染性紅斑は、リンゴ病という俗称で呼ばれていて、幼児から学童期によく発症しますが、成人にもみられることがあります。小児では紅斑以外の症状は目立ちませんが、成人では発熱や関節痛などの症状が出ることもあります。また、血液疾患や免疫不全の患者、妊婦などには重度の合併症を引き起こす可能性があるため注意が必要です。