期間が外れて以前接種出来なかった日本脳炎定期接種が出来るようになりました。
平成17年から21年にかけて旧日本脳炎ワクチンは積極的な勧奨が中止されたため、この間に接種出来なかった小児がまだ多数残っています。平成22年から新日本脳炎ワクチンによる未接種者に対する救済措置が始まっていましたが、今回その対象者の範囲が更に拡大されることになりました。
2011/05 生肉による病原性大腸菌感染に注意しましょう
生の牛肉料理を食べた後に病原性大腸菌感染、特に腸管出血性大腸菌感染になり、溶血性尿毒症症候群や急性脳症を発症し死亡する報告が日本中を驚かせています。原因は肉に付着していた腸管出血性大腸菌と考えられていますので、抵抗力の弱い小児は生肉を食べるのはやめる方がよいでしょう。
2011/04 平成23年4月1日より小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種が再開されました
小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンに関しては、同時接種後の死亡事故が報告されたため3月4日以降一時中止されていました。3月24日専門家の会議で因果関係がはっきりせず安全性上の懸念がないと判断されたことを受け、厚生労働省は4月1日から両ワクチンの接種を再開すると決定しました。
201/03 東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
平成23年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震はマグニチュード9.0という未曾有の大地震で、地震ばかりでなく津波の甚大な被害が明らかになりました。福島原子力発電所の炉心溶融の危険性も残っており、まだまだ予断を許さない状況です。死亡者も1万人を超えると予想され、被害の全容は今だに見当もつきません。
2011/03 小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種が一時中止となりました。
平成23年3月2日以降、小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含むワクチンの同時接種した乳幼児6名の死亡事故が報告されています。厚生労働省は3月4日小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンについて、因果関係がはっきりするまで接種を一時中止するよう通達を出しました。
2011/02 RSウイルス感染症に注意しましょう
毎年、冬から春にかけて乳幼児を中心にRSウイルス感染がよく見られるようになります。インフルエンザの流行とも重なるため、発熱のある乳幼児の場合は注意が必要です。RSウイルス感染は、細気管支炎、無呼吸といったより重度の症状になりやすく、気管支喘息との関与も指摘されています。