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気管支喘息の長期管理について その1

気管支喘息は発作性にヒューヒューという喘鳴を繰り返し呼吸が苦しくなる疾患です。その原因の多くはアレルギー反応に基づく気管支狭窄と慢性の気道炎症によるものです。

  小児の気管支喘息は日本においては有病率は6〜11%と報告されています。多くは1歳から5歳頃までに発症し、この時期までにほぼ90%の人が診断されています。症状的には風邪に伴うことが多いのですが、ヒューヒューという喘鳴が聞こえ、息苦しさを訴えるようになり、特に夕方から夜間に症状が悪化します。

このような喘息発作は症状の程度によって小発作、中発作、大発作、呼吸不全に分けられます。





■ 発作の程度はどのように決まっているのですか
1. 小発作とは、喘鳴はあるものの本人は息苦しさを感じない軽い状態です。
  当然、日常生活は普通に出来て、食事も摂れれば横になって寝ることも出来ます。

2. 中発作になると明らかに喘鳴がひどくなって、息苦しさを感じるようになります。
  横にはなれますが、睡眠は出来づらくなります。
  苦しくて日常生活が少し出来なくなっている状態です。

3. 大発作は更に呼吸苦がひどくなって、喘鳴も強く、もう横になることは出来ません。
  当然眠れませんし、話すことも難しくチアノーゼといって口唇が青くなることもあります。

4. 呼吸不全は呼吸困難が著明になり、チアノーゼもひどく、
  意識低下が起こっている非常に危険な状態のことです。

以上の区別は実際の症状による目安で、その他検査で呼吸機能を測る
ピークフローメーターや血中酸素飽和度を測るパルスオキシメーターの数値が
判定に使われています。



■ 喘息の重症度はどのように決まりますか
 1回の発作は上記の判定で区別されますが、気管支喘息はあくまで慢性の疾患なので、
病気の重症度としては発作の程度と共に発作の頻度も問題になってきます。
小児気管支喘息のガイドライン2005では以下のような発作型で重症度を分類しています。

間欠型: 年に数回、季節性に咳嗽、軽度喘鳴が出現する。
軽症持続型: 咳嗽、軽度喘鳴が月に1回以上、週に1回未満に発症する。
          日常生活が障害されることは少ない。
中等症持続型: 咳嗽、軽度喘鳴が週に1回以上、毎日は持続しない。
            時に中・大発作となり日常生活が障害されることがある。
重症持続型1: 咳嗽、軽度喘鳴が毎日持続する。週に1〜2回、中・大発作となり
           日常生活が障害されることがある。
重症持続型2: 重症持続型1に相当する治療を行っていても症状が持続する。


気管支喘息はある意味で軽症から重症までその症状には大きな差があります。
治療としても、その症状に合わせた治療になりますので、
年令も異なる全員に同じ治療をする訳ではありません。
間欠型から重症持続型までその治療にはかなりの差があるのです。



■ 気管支喘息の治療はどのように決まるのですか
 小児気管支喘息のガイドライン2005では発作時の治療、日常の長期管理の治療を年齢別に決めています。
2歳未満、2〜5歳、6歳〜15歳の3つのグループ毎に、喘息発作時の薬物療法や長期管理における治療が明示されており、多くの医療機関での治療に用いられています。
発作時治療で言えば、気管支拡張剤、ステロイド剤、キサンチン製剤を吸入、点滴で使用することになりますが、長期管理で言えば抗アレルギー剤、吸入ステロイド剤が治療の基本になります。
勿論、軽症であれば使う薬は少なくて済みますが、重症になるにつれ使う薬も増え治療が長期になります。
特に、気管支喘息はあくまで慢性の気道炎症が原因としてありますので、長期管理薬に関しては吸入ステロイド薬が大切な役割を担っています。
発作を予防し日常生活に支障がないようにするには、軽症持続型以上の喘息では抗アレルギー剤の効果が不十分の時は吸入ステロイド薬がどの年齢でも必要になるからです。


■ 吸入ステロイド薬の副作用はないのですか
 吸入ステロイド薬は直接気道に作用して炎症を抑えるため、内服薬に較べはるかに少ない量で効果があります。
そのため、内服と異なり長期に使用しても通常量であれば副作用は殆どありません。
ただ、吸入薬である以上吸入が上手に出来なければその効果は半減してしまいます。
スペーサーといった補助器を使ったり、吸入器があればステロイド吸入液を使用したりすれば上手に吸入することが出来ます。
勿論、口内や喉頭の副作用防止のため、吸入後はうがいや口すすぎすることが大切です。


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