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日本脳炎ワクチンの接種を再開しています
平成17年に現行の日本脳炎ワクチンの接種が差し控えられてから、ワクチンの供給が途絶えていたのですが、最近少数ではありますが供給がみられるようになりました。新型ワクチンではありませんが、接種出来るようになっていますので、接種期限に余裕のない方は接種することをお勧めします。
日本脳炎ワクチンは、平成17年に副作用を理由とした厚生労働省の通達があってから、接種が差し控えられることになりました。(平成17年6月クリニック通信参照) その結果、ワクチンの供給が途絶えたために接種が出来ない状態が続いていました。すぐにもマウスの脳を使わない新型ワクチンが出来ると思われていたのですが、なかなかその認可が下りず、現在も新型ワクチンは接種出来ません。 来年の4月頃には新型ワクチンが供給されるとの予想ですが、まだ正確には決まっていません。 ただ、最近今までの旧ワクチンではありますが、日本脳炎ワクチンの供給が少し回復し接種出来るようになりました。
日本脳炎ワクチンは、1期初回が2回、1期追加1回を7歳半までに済ませ、2期1回を9歳〜12歳にすることになっています。 この3年間の接種の停滞により、接種期限に余裕のない小児は多数いるものと思います。 来年の新型ワクチンの供給までに接種期限が切れる小児の場合、今までのワクチンではありますが今は接種が可能ですから接種することをお勧めします。
本来、日本脳炎ワクチンは4月〜7月頃に接種するのがよいのですが、接種期限がある場合はその限りではないということです。ただ、旧ワクチンの供給があるといっても、あくまでも少数ですので、接種を希望される方は当院の受付までご連絡下さい。
Tel: 078-747-3150 電話予約、Web予約での自動予約は出来ませんのでご了承下さい。
また、ワクチンがなかったため接種出来ずに接種期限が過ぎてしまった小児に関しては、今後救済措置がなされるかどうかは通知がないため分かっていません。残念ながら、今は公費での接種は出来ません。 しかし、本来、ワクチンが供給されなかったために接種出来なかった訳ですから、救済されてしかるべきものとは思います。この点に関しては今後問題になるものと思います。
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