中学生、高校生に対する新型インフルエンザワクチン接種が始まります
中学生、高校生に相当する者に対する新型インフルエンザワクチン接種は、早期に接種することが望ましいとされていました。今回それを受けて兵庫県においては、1月8日から接種が可能となりました。これで1歳から高校生までの全ての小児に接種が可能になりました。接種回数はこのグループは1回接種とされていますが、中学生で13歳になっていない人は2回接種となります。
新型インフルエンザは、年末年始ではその発症数が かなり減少しており、このまま収束していく可能性もあります。
しかし、年始明けからは再び集団での発症が起こらないとはいえません。
その点で今までワクチン接種の出来なかった中学生、高校生に 相当する者に対する新型インフルエンザワクチン接種予定が 決まったことは、感染の拡大防止に効果があるものと思います。
今回の決定では、中学生、高校生に相当する者に対する 新型インフルエンザワクチン接種は1月8日から出来ることに なりました。
昨年12月25日から小学4年生〜6年生と1歳未満の乳児の 保護者にも接種出来ることになっていますので、 これで1才から高校生までの全ての小児に接種が可能に なりました。
中学生、高校生に対する接種回数は1回とされています。 今のところ使用されるワクチンは国産のものとなります。 ただ、中学生でも接種時に13歳になっていない人は 2回接種になります。その他の小児では、 1歳から小学生は全て2回接種です。 1歳未満の乳児の保護者は1回接種となります。
昨年来ワクチンの供給が不安定であったため、 小児全員への接種が今まで延びてしまいましたが、 本来ならやはりもっと早期にするべきであったと思います。
とりわけ学級閉鎖の多発した小学生、中学生、高校生に関しては、 早期の接種が出来れば流行ももう少し抑えられたのではないかと 残念に感じています。
今回でようやく小児全員に接種が可能になったこと自体は 喜ばしいことなのですが、相変わらずワクチンの供給には 問題があるため、当院においても必ずしも希望者全員に 接種が出来る訳ではありません。
小学校高学年、中学生、高校生で接種を希望される場合は、 まず受付にお問い合わせをお願い致します。
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