子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンに対する公費助成が始まることになりました。
子宮頸がん予防ワクチン、 ヒブ(b型インフルエンザ菌)
ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンに関しては、
国の方針として無料化に向けた定期接種化が
検討されてきましたが、神戸市においても
平成23年1月から上記3ワクチンに対する
助成が始まることになりました。
子宮頸がん予防ワクチン、ヒブ(b型インフルエンザ菌)ワクチン、
小児用肺炎球菌ワクチンはその予防効果から多くの国ではすでに
定期接種として行われています。
日本においてはワクチンの導入が遅れた上、任意接種としての
費用負担がその普及の妨げになっていました。
現政府の方針としては、疾病の重篤性とその予防効果、
国際的なワクチン導入の傾向などを考慮し、
上記3ワクチンの定期接種化を検討し、
補正予算にその実施費用を計上して来ています。
それを踏まえて、神戸市においても平成23年1月から
公費助成が始まることになりました。
実施の内容に関しては以下の通りです。
1.実施期間: 平成23年1月〜平成24年3月
2.対象者: ・ 子宮頸がん予防ワクチン: 中学1年生〜高校1年生 女子 ・ ヒブワクチン : 0歳(2ヶ月)〜4歳(5歳未満)の乳幼児 ・ 小児用肺炎球菌ワクチン: 0歳(2ヶ月)〜4歳(5歳未満)の乳幼児
3.これらの予防接種は神戸市勧奨予防接種として 副作用に関しては定期接種と同等の補償が適応されます。
4.接種料金は全額助成され、無料となります。 また、助成券は委託医療機関に準備されています。
ヒブワクチンに関しては現在も半額助成がありますが、
これは平成22年12月31日に終了となります。
また、子宮頸がん予防ワクチンや小児用肺炎球菌ワクチンに
関しても公費助成があればより接種が受け易くなるものと思います。
子宮頸がん、ヒブ(b型インフルエンザ菌)や肺炎球菌による
重篤な細菌感染症はこれらのワクチンで
確実にその危険性を減らすことが出来ます。
新たな制度の下で出来るだけ接種することをお勧めします。
尚、当院での接種を希望される場合は、
自動予約は出来ませんので必ず受付にご連絡下さい。
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