2015/10
当院における平成27年度インフルエンザ予防接種のお知らせ
平成27年度における神戸市行政措置インフルエンザ予防接種は平成27年10月15日から平成28年1月31日まで行われます。
接種ワクチンが本年度より3価から4価に変更になっています。
平成27年度における神戸市行政措置インフルエンザ予防接種は10月15日より始まっています。神戸市ではインフルエンザの発症はまだ認められていませんが、いつ起こるかは分かりません。これからの季節、特に年末や年明けからの1〜2月にかけてはインフルエンザの流行が必ず起こるものと思います。流行するウイルスの型や流行時期、流行の程度の予測は困難ですので、12月中には必ず予防接種を済ませ流行に備えて下さい。
本年度のワクチンは、A型H1N1-pdm2009、A型H3N2( 香港型)、B型2種の4価の混合ワクチンです。昨年までの3価ワクチンからB型の1種を加えた4価ワクチンに変更になり、より流行に備えた形になっています。
神戸市行政措置インフルエンザ予防接種
接種勧奨対象者 | 神戸市に住民登録のある 6ヶ月〜64歳の者 ※ 6カ月以上1歳未満の小児に関しては、神戸市は効果の問題で積極的勧奨は行っていません。 | ||||
助成対象者 | 満1歳〜12歳の小児 | ||||
助成のない対象者 | 6ヶ月〜1歳未満の乳児、13歳以上の小児・成人 | ||||
接種時期 | 平成27年10月15日 〜 平成28年1月31日 出来るだけ12月中旬までに接種を済ませて下さい | ||||
接種回数 | 6ヶ月〜12歳の小児2回の皮下接種
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接種量 |
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接種費用 | 1回目
2回目 3,000円 |
インフルエンザは毎年のように流行し、熱性ケイレンや脳症のように重症化する場合もあるので、注意が必要な病気です。早期診断のキットもあり、治療としての抗インフルエンザ薬の種類も増えて、以前に比べ早期治療は可能になっていますが決して安心してよい病気ではありません。特に最近では抗ウイルス薬耐性ウイルスが増えているので、予防としてのワクチン接種は意味のあるものと思います。他のワクチンに比べ効果が必ずしも十分とは言えませんが、個人の予防ばかりでなく社会的な流行予防という観点では有効なものと思います。
ワクチン以外にもインフルエンザに対しては日常生活での予防が重要です。マスクによるのどの保温や保湿、うがい、手洗いなどは、インフルエンザばかりでなく他の感染症予防にもとても有用です。また、規則正しい生活をすること、人混みを避けるといった日常生活での注意はこれからの季節、とても大切なことと思います。
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