発行日:2014/12/29
日本脳炎の予防接種を受けるのをうっかり忘れていたのですが、それは今からでも 受けることが出来るのでしょうか?
日本脳炎の予防接種は、一般的には4月〜7月の間に行われています。
これは、日本脳炎の原因となるコガタアカイエカが、日本では6月〜10月の間に活動しているので、その時期に十分予防出来るようにするためです。
しかし、仮に何らかの理由により接種が遅れたとしても、予防接種の決められた期間内であればいつでも接種は可能です。
この期間とは、一期(一回目、二回目、追加)は7才半まで、二期は9才〜12才、三期は14才〜15才です。
ただ、今のような冬に急いで予防接種をしなければいけないかは疑問です。なぜなら、この時期は日本には原因となるカがいないので日本脳炎になる危険性がないからです。
接種の期限までに余裕がない場合や、東南アジアなどの常に コガタアカイエカのいる地域に行くことがなければ、この時期に接種をする必要はあ りません。
接種期限まで十分時間のある場合は、来年の4月以降に接種することでよいと思います。