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新型コロナウイルス感染症への心構え

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、令和2年秋からの第3波の流行が関西ではやっと終息の傾向が見えてきました。令和3年1月からの緊急事態宣言は、兵庫・大阪・京都では2月末で解除となりますが、感染が終わった訳ではありません。ワクチンなどでの予防はまだまだ時間がかかります。COVID-19への対策はこれからも続けなければいけません。


 新型コロナウイルス感染症は昨年秋からの第3波の流行が首都圏、東海、関西、福岡などで重度となり、令和3年1月に緊急事態宣言が出されました。一時は感染状況がステージ4となり、医療崩壊の寸前にまでなりかけましたが、飲食店への時短要請、多人数会食の禁止、旅行・移動の制限などの効果で徐々に発症数は減少してきました。関西の兵庫、大阪、京都は2月末で緊急事態宣言が解除されることになりました。しかし、COVID-19 はこのままなくなる訳ではありません。首都圏では患者減少が思わしくなく、緊急事態宣言はまだまだ解除出来そうもありません。宣言が解除されたからと言って皆が気を緩め、行動を拡大すれば再び発症数が増加することになるでしょう。経済のため飲食店の時短要請は緩和されますが、私達のCOVID-19への対応は今まで通り続けなければならないのです。



 令和3年2月から新型コロナウイルスに対するワクチンが開始されています。特効薬のないCOVID-19にはワクチンによる予防が最も効果がある治療と思います。短期間で作られたワクチンなので、十分に検証されていない、アナフィラキシーなどの副反応が出るなどという欠点もありますが、今の時点では最も有効な対策と思います。医療従事者、高齢者、持病のある方などから接種が進められることになっていますが、まだワクチンの入荷が少なく接種が遅れると言われています。日本で出来るワクチンは、ファイザー社とモデルナ社の新しいmRNAワクチン、アストロゼネカ社のアデノウイルスをベクター(運び屋)に用いたワクチンの3種類です。ファイザーのワクチンは有効率91〜95%と言われていますが、アストロゼネカのものは70%位と報告されています。しかし、日本全体にワクチンが接種出来るのはまだまだ時間がかかります。また、今は16歳以上が適応ですので、小児には接種出来ません。現在16歳未満の小児の治験が始まるようですので、いずれ小児にも出来るようになると思います。

 ワクチン接種を待つ間もCOVID-19の感染は続きます。今まで通り、3密を避け、不要不急の外出を止め、マスクを着用、手洗い、アルコール消毒の励行、多人数の会食を止めるなどCOVID-19感染の予防を続ける必要があります。医療機関においても診療は常に感染防御を基に行っています。また、最近は検査としてPCRや抗原検査が簡単に出来るようになっています。何もない人が検査をする必要はありませんが、100%正確ではないにしろ、症状的に疑わしい人、濃厚接触が疑われる人は検査をする方がよいと思います。

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