【 MRワクチンについて 】
小学校就学前の小児(5〜6才)は必ずMRワクチン第2期を接種して下さい 平成18年7月より、小学校就学1年前(5〜6才)の小児は、以前麻疹や風疹の単抗原ワクチンを受けていても、MRワクチン第2期の接種が定期予防接種として出来ることになりました。
小学校就学前の小児(5〜6才)は必ずMRワクチン第2期を接種して下さい
平成18年7月より、小学校就学1年前(5〜6才)の小児は、以前麻疹や風疹の単抗原ワクチンを受けていても、MRワクチン第2期の接種が定期予防接種として出来ることになりました。
平成18年4月より、麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)は、定期予防接種として、以下のように接種すると定められました。以前の麻疹、風疹単抗原ワクチンと異なる点は、MRワクチンは1才から就学前までに1期と2期の2回接種することになっていることです。
T期: 生後12月〜23月(満1才) U期: 生後5〜6才で就学前1年間
ただ、当初はこの新制度でのMRワクチン第2期の対象者に、麻疹と風疹の単抗原ワクチン既接種者は、安全性が確認されていないということで含まれていませんでした。 しかし、厚生労働省からの予防接種法施行令改正の通知により、平成18年6月2日からこの制限がなくなり、麻疹と風疹の単抗原ワクチン既接種者に対してもMRワクチン第2期が定期予防接種として接種できることになりました。
■ 神戸市では、平成18年7月から小学校就学1年前(5〜6才)の小児にMRワクチン第2期の接種をすることになりました。
これは、第2期以前に麻疹や風疹の単抗原ワクチンの両方あるいは一方を接種した小児に対しても、原則的にMRワクチンを接種出来るということで、殆どの小児が2回接種の恩恵を受けることになります。 また、MRワクチンでなく、麻疹、風疹の単抗原ワクチンを特に希望する場合は、当該のワクチンを接種することも認められています。
ただ、麻疹あるいは風疹に罹患したことのある小児に関しては、MRワクチンではなく、罹患していない方の単抗原ワクチンを接種することになっています。
■ 小学校就学前の小児は必ずMRワクチン第2期の接種をして下さい。
MRワクチンであれ、単抗原ワクチンであれ、麻疹と風疹のワクチンを2回接種することは、確実にワクチン不応者を減らし、発病や病気の流行を抑えることが出来ます。生ワクチンとはいえ、1回接種よりは2回接種の方が確実に効果は高いのですから、必ず対象者はMRワクチン第2期をして下さい。 小学校1年になってしまうと、公費では接種出来ませんのでご注意下さい。 接種券は当クリニックを含め医療機関にありますので、いつでも接種は可能です。 また、接種方法など不明な点がある方は、当クリニックにご相談下さい。
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