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令和5年度インフルエンザ予防接種のお知らせ
新型コロナウイルス感染は令和5年5月にインフルエンザと同じ第5類になり、感染に対する制限が緩和されました。その後、感染はオミクロン株のXBB変異株に移行し、現在は第9波となる感染増加が起こっています。同時に神戸ではインフルエンザA型の感染も流行し、学級閉鎖も多発しています。そのような中、令和5年度における神戸市インフルエンザ予防接種が令和5年10月1日から始まります。今年度も令和5年10月1日から令和6年1月31日までの期間で行われます。接種ワクチンは昨年同様A型B型合わせた4価のワクチンになります。
新型コロナウイルス感染はオミクロンXBB変異株が流行し第9波として全国的に広がりつつあります。令和5年5月にインフルエンザと同じ5類に変更になり、感染に対する制限が緩和されたため徐々に感染が増加したものと思います。更に本年度は夏季からインフルエンザA型が発症し始め、神戸では9月から小中学校の学級閉鎖が多発しています。そのような中、秋から冬のこの季節は季節性インフルエンザの流行も更に広がる可能性があります。ここ3年コロナ禍の下ではインフルエンザの流行はあまりありませんでしたが、今年に関してはインフルエンザの流行がすでに起こっています。今後の危険性を出来るだけ減らすためにも、インフルエンザ予防接種を受けることが勧められます。令和5年度における神戸市インフルエンザ予防接種は令和5年10月1日より始まり、令和6年1月31日までが接種期間となります。コロナ対策も兼ねてマスクの着用、手洗い、アルコール消毒の励行、3密の回避などが続けられていますので、インフルエンザも以前よりは流行しづらいとは思いますが、出来るだけワクチンで予防している方がより安全と思います。 本年度のインフルエンザワクチンは、例年通りA型H1N1-pdm09、A型H3N2、B型2種の4種類のウイルスからなる4価の混合ワクチンです。
神戸市行政措置インフルエンザ予防接種
接種対象者 | 神戸市に住民登録のある 6ヶ月〜64歳 の者 ※6カ月以上1歳未満の小児に関しては、神戸市は積極的勧奨は行っていません。 | 助成対象者 | 満1歳〜12歳の小児 | 助成のない対象者 | 6ヶ月〜1歳未満の乳児、13歳以上の小児・成人 | 接種時期 | 令和5年10月1日 〜 令和6年1月31日 | 接種回数 | ―6ヶ月〜12歳の小児 2回の皮下接種 ―13歳以上の小児・成人 1回の皮下接種
<2回の接種は下記の間隔で行う> ―6ヶ月〜12歳 | 2〜4週間隔(3〜4週が望ましい)
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| 接種量 | | 当院での接種費用 | 1回目6ヶ月〜1歳未満、 13歳以上 |
4,000円 | 1歳〜12歳の小児(助成あり) |
2,000円 | 2回目3,000円/多子世帯の場合は1,000円(2,000円の助成あり) |
※1歳〜12歳の小児で、多子世帯(18歳未満の児童が2人以上いる世帯)の場合は、2回目接種も2、000円の助成があります。母子手帳、健康保険証等での確認が必要です。
インフルエンザは発症すれば、合併症としての熱性ケイレンや脳炎・脳症のように重症化する場合もあります。特に新型コロナウイルス感染の流行がある中では、インフルエンザの感染は更にリスクを高めることになります。症状的にインフルエンザと新型コロナウイルス感染の正確な鑑別は難しく、余程周りでの流行がはっきりしていなければインフルエンザ検査とコロナウイルス検査を同時に行う必要が出てきます。そのためにも予防としてのインフルエンザワクチン接種は意味のあるものと思います。他のワクチンに比べインフルエンザワクチンの効果は必ずしも十分とは言えませんが、個人の予防ばかりでなく社会的な流行を防ぐ予防という面でも有効なものと思います。 当院でのインフルエンザワクチンの予約はWeb、電話ですることが出来ます。また、ご相談があれば、当院受付(Tel 078-747-3150)までご連絡下さい。
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