【麻疹と風疹のワクチンの接種方法が変わります】
現在、麻疹と風疹のワクチンは定期予防接種として、各々の単独ワクチンを1才を過ぎた小児に
出来るだけ早期に接種するよう勧められています。
この制度が、平成18年4月1日より、麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)接種に変更になります。
平成17年7月26日、厚生労働省より予防接種法施行令の一部の改正の通達があり、以下の2点につき変更されることになりました。
1. 麻疹と風疹に係わる定期予防接種が平成18年4月1日より、現行の麻疹、風疹単独ワクチンから麻疹
・風疹混合ワクチン(MRワクチン)に変更になり、更に1才から就学前までに・期と・期の2回接種することになりました。
T期: 生後12月〜23月(満1才)
U期: 生後5〜6才で就学前1年間
ただ、この新制度のMRワクチンによる予防接種の対象者は、神戸市においては原 則的には平成17年3月以降に出生した小児となります。
それ以前に出生した小児は必ず平成18年3月31日までに、麻疹と風疹の予防接種をしておかなければなりません。
平成18年4月1日からは、麻疹と風疹の単独ワクチンは定期接種としては接種出来なくなりますのでご注意下さい。
2. 日本脳炎に係わる第3期予防接種の廃止
現在、日本脳炎ワクチンは、本年6月以降接種の勧奨が中止されていますが、平成17年7月29日より
このうちの日本脳炎第3期予防接種が完全に廃止となりました。つまり、中学生の満14才・15才児は
定期接種の対象外となり、現行の3期の接種券は使用出来ませんのでご注意下さい。
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