【 インフルエンザの流行続く 】
2月になって始まったインフルエンザの流行が続いています。
神戸市の感染症定点観測で2月20日までの報告では定点あたり週に40人を超え、警報基準の30人を
はるかに上回っています。学級閉鎖も地域によってはかなり認められています。
A型とB型の比較では1対5くらいの比率でB型が多く、今はB型の流行が目立つのですが、今後はA型が増えて
くるかも知れません。
今年のインフルエンザの特徴は、例年に較べてどちらかというと症状の軽い人が多いようです。
ワクチン接種済の人も結構かかっていますので、その影響もあるかも知れません。
それ程高い発熱ではなく、普通の風邪のような症状でも、迅速検査では結構陽性反応がみられます。
ただ、このような状態でも近くの人にはインフルエンザは感染しますので、注意が必要です。
インフルエンザの特徴は、やはり寒気や震え、全身のだるさ、しんどさ、関節痛、筋肉痛などですから、
たとえ軽度の発熱でもそのような症状があれば、インフルエンザは疑った方がよいと思います。
春一番が吹いたとはいえ、まだまだ寒い日が残りますので、うがいやマスク、手洗いなどで十分な
予防をして下さい。
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