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【こどもの発熱】

発効日:2004/05/18

* どの位の体温を【 発 熱 】というのですか ?
 こどもの発熱では38℃以上の場合は明らかな発熱があるとみなしますが、 37〜38℃の場合は必ずしも意味のある発熱とはしません。こどもの平均体温は 36.5〜37.5℃で、個人や年令によって差がある上、朝は低く夕方は高いという 一日の中での変動もあります。また、運動後や食後は0.5℃位はすぐに上がってしまいます。 体温計の種類によっても測定の誤差はありますし、計る身体の場所でも差が出てしまいます。 わきの下の体温より口内や鼓膜などの深部体温は0.5℃位高くなっているのです。

*【 発 熱 】があるのは悪いことでしょうか ?
発熱の原因はかぜに代表されるような色々な感染症がほとんどですが、 時には感染以外の病気で出ることもあります。しかし、発熱があるのは 必ずしも身体に悪いことばかりではありません。発熱は病気に勝とうと する身体の正常な反応で、免疫という身体の抵抗力は発熱で確実に強くなります。 発熱があっても元気な時は、安易に熱を下げない方がよいというのはこのためです。 高熱といっても体温が41.5℃までは脳がおかしくなることはありません。 脳炎のような感染がない限りそれ以上の熱が出ることもないのです。 しかし、熱射病のように否応なくそれ以上の体温になる場合は、非常に 危険ですのですぐにも熱を下げる必要があります。

*【 発 熱 】のあるときには何に気を付けたらよいでしょうか ?
こどもにとって発熱がある時は、元気があるかどうかが最も大切です。 機嫌がよく食欲があるときは、熱を下げずに様子を見ていてもよいのです。 もし元気がないようなら、それだけ病気が強いということになります。 また、発熱とともに悪寒ふるえがあるときはより注意した方がよく、 診察を受けることをおすすめします。

*「 熱を下げるには 」どうしたらよいですか ?
 熱を下げる場合はまず身体を冷やすことが大切です。通常は血流の多い頭や腋の下や そけい部などを冷やします。冷やすために氷まくらや氷の入った袋をタオルでくるんで使います。 シート状の冷却剤を使ってもよいと思います。解熱剤を使う場合は、こどもには最も安全な アセトアミノフェンという薬を使います。その他にこの薬より何倍も強力なポンタールや ボルタレンという薬もありますが、副作用の問題があり、こどもには使わない方がよいでしょう。



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